☑布団に横になってもふらつく、グラングラン回転して揺れる。
☑立ち上がるとふらふらして身体がしっかり保てない。
☑耳鳴りも以前からしている。
患者さんの声
43才女性 練馬区在中
症状
風邪をひいて咳と微熱が長引き、咳止めと抗生物質を処方されたところ、咳は止まった。
しかし薬の副作用の為か、身体がとても重くなって、坐っているだけでも疲労感が激しく、動作するとふらふらしてめまいと耳鳴りがする。
治療
脈診すると腎臓が疲労しきっていて、寝ても休んでも疲労回復をすることが出来ずにいる。過度の消耗(陰虚)を現わしていた。
腎臓の消耗を3回ほど治療すると脈状は風邪を示した。
これは風邪がきちんと治りきらずに薬によって病がこじれて重い病気になってしまった事が考えられます。
これを【医原病】と言います。
その後、風邪の治療を施すと、疲労感、倦怠感は消えて、めまいと耳鳴りも消失した。
疲労困憊、消耗によるめまい
※陰虚によるもの。
風邪によるもの。
※風邪は万病の元参照 耳鳴りを伴う
この症状も治癒率は非常に高いです。
消耗性のものは寝たり起きたりした動作時にめまいします。
また立ったり座ったりしてめまいするのも同様に陰虚が原因の病です。
症状が強く激しい者はほとんどが風邪の後遺症によるものです。
患者さんがめまいになって病院に行くとまずステロイドを使用されます。
それで治れば問題ないのですが、治らなかった人は諦めずにご来院下さい。
初期であればあるほど治癒は早いです。
回転性のめないなら鍼灸治療なら一か月で完治した人もいます。
長くても四ヶ月程度です。
臨床経験上、めまいも耳鳴りも、発症してすぐに治療された方が治りは早いです。
又めまい・耳鳴り・吐き気を伴うメニエール病も病の原因も「傷風」で風邪の一種です。
めまいの養生法
めまいは鍼灸治療で改善しますが、守って頂きたいことが有ります。
それは扇風機、エアコン、ドライヤー等の風に顔の患部を当てない事です。
鍼灸治療にて症状に改善の兆しが見えてきても風にあたると、みるみる症状は戻ってしまいます。
お気をつけ下さい。