東洋医学には陰虚(いんきょ)と言う言葉があります。
陰虚が無ければ病気にならないと言います
陰虚とは…
簡単に言うと気力と体力の衰えです。
五臓六腑では腎臓が主に作用します。
陰虚による消耗が進んでいる人が多いです。
悲しみや不安、恐れや憂いの感情、期待と失望、罪悪感や葛藤は精神感情を乱します。
精神感情の乱れは気力を消耗させます(内因)
また睡眠不足、過度なダイエット、二日酔い、趣味の行き過ぎ等は体力を消耗します。
気血の消耗があって、初めて病が身体に付け入るスキが生じる訳です。
睡眠不足、過度な目の酷使、は体力(血)を消耗します。
これらの消耗を陰虚と良い、病が付け入るきっかけになります。
病気の機序としては、まず陰虚がある
①感情の乱れが長期持続して、鬱積して内蔵から病になる
②陰虚して消耗した体力の隙をついて、身体に外から病が侵入する
新入社員が、夏頃に会社に慣れて、気が緩んで風邪をひくことがよくあります
張りつめていた作業が、ひと段落して落ち着いて風邪をひく
皆が皆経験があるでしょう
長期の緊張感の後には…
必ず気の緩みがあります
その時に、忙しくせずにしっかりと休養する事が大事なのです
休養せずに無理すると気が緩んだところに風邪が侵入するのです
風邪→発熱という強制的な活動停止である事がお決まりのパターンなのです
このパターンを想定内に置く事で、緊張の後には予定を入れずにあらかじめ休養を組み込んでおく事で、体調をコントロールするのがベストですね。
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