患者さんの声から
ある日右手首を骨折した患者さん…
両足先がチリチリと痺れ痛み歩行はおろか夜も眠れないに患者さん…
に言われました。
『痛いのは本当につらいです!』
命が取られるわけではないと言われますが…
いっそ命を取られた方がましに思える
切実な声を1日に二度聞きました
痛みと向き合うのは苦痛以外の何物でもないのでしょう。
では何故痛みはあるのでしょう?
疼痛の図解
・上記の図は縦のラインは痛みの指数
痛みの度合いを0より20まで記載した。
・横ラインは経過日数である。
・放物線は個人の痛みの具合を現わしている。
・A点は痛みの最高値(20)を現わす。
・B点は痛みの回復置値(15)を現わす。
・痛み(10)↑は激痛を感じる域値を現わす。
・痛み(0)は無痛とする。
痛みは0より10に上がるに従って増す。
痛み10を超えるとそれから先は同じ痛みに感じる。
これを痛みの域値と言う。
だからA点とB点では…
A点の方が痛み指数は高いが、患者が感じる痛みはA点でもB点でも同じなのである。
例えるなら、外気温度が20度では涼しい。
10度では肌寒い。
しかしマイナス10度からマイナス5度に上がったところで体感温度は同一に感じるのと同じである。
治療が進んで痛みの域値が(10)を下回ると ようやく体感として、痛みの軽減が実感できる。
ヘルニアや神経痛 のような激しい痛みがなかなか取れないと感じるのは…
このようなメカニズムがあるからである。
脈診や触診によって域値を超えた痛みも正しく確認が出来るので痛みのトンネルの出口がわかります。
目安は4回の治療でほとんどがわかります。
痛みが取れる過程で…
患部以外の痛みが出てきたら
痛みの緩和を意味します。
そう長くない間に主症状の痛みは治っていくでしょう。
何故なら人は一カ所しか痛みを認識でき無いからです。
他の痛みが出てくるのは一番痛かった部位が回復してきているのです。
痛みは身体の不調の黄色信号であり、時に赤信号でもあります。
決して痛み止めでごまかすのは危険です。
しかしながら痛みは発熱と同様に自然治癒の作用でもあります。
辛い事ですが、痛みと向き合って生活を改善しなければなりません。
痛いからこそ動作が制限されて安静に出来るのです。
痛みは負傷部位に治癒物質を運び必死に治そうとしているのです。
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