治療効果 · 01日 5月 2020
【不要不急の外出について】 緊急事態宣言も6月まで延長するようですね。 このまま外出自粛が続き、すでに気が滅入っている方も多いと思われます。 スーパーへの買い物、病院への診察は外出の許可が出ていますよね。 同様に鍼灸治療も外出許可が出ていることを、ご存じでしょうか? 鍼灸は国家資格であり、国の医療機関に該当します。 厚生労働省の文言にも『身体状態の維持を目的とする施術は、不要不急の外出自粛から除外される』 とあり通院が認められています。 ご自身の身体状態の維持は、『メンテナンス』ということで、普段の体調を整えるという意味です。 全ての病気は、悪化する前に治すのが最善です! 不調がみられてから症状が2、3日しても改善がみられずに、悪化している場合には、治療された方が良いと思われます。 ご自身の体調管理になる為の外出ですので、罪悪感を持たず、ご来院ください。 または電話だけでも構わないのでお声掛け、ご相談ください(^^♪ また当院は、24時間換気体制を整えており、1日の治療人数も少数に限定しているので、複数に接触することはありません。 池袋鍼灸ありがた院
治療効果 · 01日 5月 2020
【土用-ドヨウと立夏】 4月16日から5月5日までは土用と言われる期間です。 5月6日から5月19日は立夏といって、季節は春から夏に変化する時です。 ちょうど今『南風』が吹きつけていますね。 [土用-ドヨウ]は季節の変わり目に合わせて『身体の形態が変化する時』です。 例えば、冬の25度は温かい。 夏の25度は涼しい。 同じ25度でも体感の温度が変わってきます。これは、身体が季節に合わせて形態変化をするためです。 この形態変化をする際には、ウィークポイントが出やすく体調が崩れ、免疫も下がり、持病や新しい症状が発症しやすくなります。 この時期に、仕事を忙しくされたり、引っ越しで疲労したり、運動の追い込むようなトレーニングは控えたほうが良いでしょう。 [土用-ドヨウと立夏-リッカ]を穏やかに過ごされますと、夏場に、免疫を下げずに、コロナにも負けない体力を培えると思われます。 夏に対応する形態変化をする季節ですので、この時期に無理をすると、夏バテしたり、熱中症にもかかりやすくなります。 寝不足や食べ過ぎ、寝冷え等に気をつけて穏やかにお過ごしくださいませ^_^ 池袋鍼灸ありがた院
治療効果 · 23日 4月 2020
【座骨神経痛の患者さまへのご回答のつづき】 また『気』は廻る事で同様に血も巡らせて『身体を温めます』 気の廻りが滞ったり、悪くなると『身体も冷える』のです。 対策としては、身体をストレッチや、適度な筋トレ、散歩などをして筋肉を動かしてあげると血が流れて気も廻ります。 冷えた身体を温める事でも『気が廻ります』 『気分の発散』や『適度な運動によって』、『発汗』ができれば、気の滞りが解消されて神経痛は和らぎます。 気を巡らせる経絡は五臓六腑では肺経がつかさどりますから、肺の経絡を『てい針-テイシン』や『銀のスプーン』で親指から前腕の内側の肘の方向に2、3回ほど、赤みがかるくなるまでこすってあげると良いですね。 また痛む患部を直接温めてあげても良いと思われます。 患部のストレッチもオススメです。 お大事にしてください 池袋鍼灸ありがた院 (^^♪
治療効果 · 23日 4月 2020
【患者様より】 お元気ですか?(^^) 暫くはそちらにも行けそうにもありません! ここ1週間右の臀部から右足の外側を通りふくらはぎ(外側)まで痛みがあります。痛くない時間もあったりなかったり、 痛いMAXの時はじっとしていても痛いです。 午前中は比較的良い感じなのですが.... 自己流で「てい鍼」頼りの毎日です。 ここだ!というおススメポイントってありますか?(都合の良い話ですよね(^^♪ 【お返事】 sさんこんにちは^_^ 全国的に緊急事態宣言が出ましたね! いつまで続くのか?? 坐骨神経痛の原因は『気滞-キタイ』です。 漢字の通り、気の滞りですね! 外出自粛で、いつもと生活が変わると精神的にストレスが溜まります。 精神的にストレスが溜まりますと、気の流れが遅くなって、気が滞ります。 高速道路で渋滞が起こるように、身体の中でも気の流れが渋滞して気が滞ってしまいます。 気が滞ってよく起こる症状の一つが『神経痛』です。 ・坐骨神経痛・三叉神経痛・肋間神経痛、が多く起こります。 座骨神経通②へ 続く
治療効果 · 13日 4月 2020
[井穴刺絡-セイケツシラク]は脳卒中で倒れそうな人、喉の痛みに対して《少商》《商陽》から微量の血を出します。 [井穴刺絡-セイケツシラク]は発熱後や、消耗の際には施さずに 体力がしっかりしてる方に施すします。 以前恩師に「浮でも沈ともいえない脈で、しかも速い脈なんです。その脈状の人達はなかなかうまく治療効果が出ないんですよ、凄く嫌な脈なんです!」 と相談したところ、 恩師に「それは中脈だよ」と教えていただきました。 思考錯誤して、この《中脈で速い脈》に[井穴刺絡-セイケツシラク]を施しますと、脈が沈んで速さも緩み。脈状が落ち着くことを実感しました。 右の顔面神経麻痺の患者さんは、《中脈で速い脈状》で[井穴刺絡-セイケツシラク]をしてからほとんど顔の突っ張りを訴えなくなりました。 慢性の喉痛の女性は、3回外傷治療でも痛みが取れなかったのですが、同様の脈状をしていて、[井穴刺絡-セイケツシラク]を施すと翌日にすっかり痛みがとれていました。 [刺絡-シラク]の適応が分かったよい症例でした。
治療効果 · 03日 4月 2020
良いタイミングで葛根湯を飲んだら、その日、翌日くらいは粗食にしてゆっくり過ごし早めに就寝されると良いです。 体表に侵入してきた「風邪-フウジャ」を追い出そうとして、体は熱を生じます。 その結果、「身体が熱く感じたり」「発汗したり」「下痢したり」します。発汗したら汗をぬぐって下着をかえてください。下痢をしたら温かい白湯を飲んで下さい。 菌やウイルスを追い出した証拠です。 食事は粗食と言いましたが、消化に負担がかからない「お粥」「和風の野菜スープ」が良いです。消化に負担がかかる食事では、体外に菌やウイルスを追い出す力が低下するからです。 カゼの時に煮込みうどんを食べがちですが、うどんは消化はあまりよくないので、お粥がおすすめです。 お粥が苦手な方は温かい10割そばを食べられると良いです。 食後には、また葛根湯をお湯でとかして飲んで下さい。 翌朝体調が戻っていたら幸いです。 菌・ウイルスを追い出した身体は消耗していますので粗食が良いです。 「風邪-フウジャ」の引き初めにこのように対策しておけば、こじれることなくスッと改善します。
治療効果 · 03日 4月 2020
【風邪は万病のもと】と聞いたことがあります。 風の邪気は「風邪-フウジャ」と呼びます。 自然界には6つの邪気があります。風の邪気、火の邪気、湿気の邪気、熱の邪気、乾燥の邪気、寒の邪気、 例えば膝や手首等の関節の痛みは湿気の邪気「湿邪-シツジャ」によるものです。 今のカゼ🤧は「くしゃみ」「鼻水」「鼻つまり」といったイメージですが、これは【感冒】と言います。 「風邪-フウジャ」の病気をあげますと「めまい」「頭痛」「耳鳴り」「突発性難聴」「脳卒中」「顔面神経麻痺」「顔のむくみ」と「感冒」以外にも盛りだくさんあるわけです。 だから「風邪は万病のもと」というわけです。 そしてこの「風邪-フウジャ」に対しての特効薬なわけです「葛根湯」は。 「風邪-フウジャ」は、初期に身体の体表から侵入してきます。 体表に「風邪-フウジャ」が侵入するとまず免疫機能が働いて 「寒気」「悪寒」「頭痛」「喉のイガイガ」「咳払い」「背中や後頭部にゾクッと一瞬来る感じ」が出ます。これが体表に「風邪-フウジャ」が侵入してきたサインになります。 まさにこの瞬間、「葛根湯をお湯に解かして飲むのです。」
治療効果 · 03日 4月 2020
良く葛根湯は効かないと耳にしますが、葛根湯は大変良く効きます。 江戸時代には「葛根湯医」という医者がいました。 どういう医者か言うと、治療にきたら患者さんに葛根湯しか出さないのです。医学の知識が浅い医者でも葛根湯さえ処方していれば医者として生活していけたという皮肉な名称です。 または、どんな病も先ずは葛根湯で様子をみていたのかもしれません。 こんな風に、数多にある漢方薬の中で一番、薬効の守備範囲が広い漢方薬が「葛根湯」です。 葛根湯は風邪に効きくと言われていますが、実は「病気の初期」ならほとんどが守備範囲です。 「歯通」「膝通」「頭痛」「蕁麻疹」患者さんにも旅行先から連絡があり「先生、突然全身に蕁麻疹が出たんですけどどうすれば良いですか?」とSOSがきました。赤みがある蕁麻疹だったようなので、「葛根湯をお湯でといて飲んで下さい。食事は粗食にして早めに就寝してください」と言って翌日すっかり良くなりましたと連絡が来ました。 葛根湯をにはこんな使い方もあるのです(^^♪ つづく
治療効果 · 31日 3月 2020
前回の続きになります。 発汗後に着替えないで汗で濡れたままの衣類を着ていると「湿気」や「排出した毒素」が身体に入ってしまうからです。 ※発汗しない場合には、後述します。 「発汗」「嘔吐」「下痢」は症状を治すための自然治癒によって起こります。これらを促すことで、身体は回復していきます。 発熱→発汗→解熱の機序をたどった身体は胃腸と共にかなり消耗しています。 弱った胃腸に適したお粥や野菜スープで緩やかに消耗を回復していきましょう。 前述しましたが、再発熱を防ぐためでもあります。 また、発熱の前には「悪寒」「寒気」があります。寒気や悪寒が出たら、「あっ、これは発熱するな」と考えて先に「漢方薬」を服用されると良いです。初期の風邪は太陽病と呼ばれるものなので、【太陽病 漢方】と検索すると、自分に合った漢方薬が見つかると思われます。 代表的なものとして葛根湯があります。名前に「湯」と記載されている漢方薬は、お湯に溶かして飲んで下さい。生薬の効果を上げるためです。 私は「悪寒」「寒気」があれば、葛根湯を服用します。 胃腸が弱い方は、桂枝湯などの処方もあります。
治療効果 · 31日 3月 2020
この時期に、発熱すると「もしかしてコロナウイルスに感染したのでは?」と不安になるかもしれません。 発熱は、①風邪によるもの②消耗によるもの③炎症によるものとあります。 共通して備えることは「発熱時に味の濃いものや、栄養価の高いもの、辛いものなどを食べないことです」 【これらの食べ物は、発熱にさらに火をつけて、体内で大火災となり、臓器や脳や器官に大ダメージを与えてしまいます】 コロナウイルスに感染だろうと、インフルエンザでも、普通の風邪でも、知恵熱でも、一緒です。 どのくらいの期間かというと、熱が下がってから10日は控えるべきでしょう。 せっかく熱が下がっても、これらの食品を食べると、再発熱しやすいです。再発熱した状態は非常に治りが悪く、症状がこじれてしまい最悪は死にいたります。 では、発熱したら具体的にどうするかというと、「発汗」や「下痢」「嘔吐」に備えます。 ①下着の着替えとタオルを3セット用意する。 ②お粥、重湯を食べる。 ③白湯にお塩を溶かして飲む。 発汗するたびに、タオルで体をふいて着替えて、失われたミネラルを補充するべく白湯にお塩を入れて飲んでください。

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