病気を積極的に遠ざけるには!

養生を伝えるにはどうれば良いのか?


患者さんに養生を伝えるにはどうすれば良いのでしょうか?

結論から言って
患者さんに養生を実践してもらうのは
残念ながらとても難しいです

これまでも
9割の患者さんが実践していません


①伝えても忘れている
②理解していても実践できない
③そもそも聞いていない


理由は様々あると思われますが
実践していないのなら
『あなたに病気は近づいてきています』

いきなり大病になるものではありません
徐々に忍び寄り、近づいてくるものです


何故養生を実践しないのか?
①自分は大丈夫だと思っている
②悪いとわかっているけどやめられない
③養生する時間がない
④やる気が起きない


やる気を出すこと
それを継続することはとても難しいと思います


『喉元過ぎれば熱さ忘れる』
『患は利なり』


実際に大病を患っていたのに
健康に対する感謝の念を忘れてしまうとは
(せっかくの病気の経験を無にする)勿体無いことです


健康に対して
『感謝』や『興味』がもてなくて『無知』なのは


自分はまだまだ大丈夫だと…
『慢心』があるからです



『慢心は災いを招く』のは、自然の摂理です



あなたがもし
『原因不明の大病』を発症したとしたら
誰もあなたを責めないでしょう
むしろ同情されると思います




しかしながら 毎日健康に気をつけて過ごして
・運動をして
・深酒をせず
・タバコも吸わない
・早寝早起き
・腹八分目に食べて


規則正しい生活を送っている人が
若くして大病になり亡くなる事があります

私達はこう思うでしょう
「あんなに健康に気をつけていたのに可哀想に」

そしてこうも思うでしょう

「不健康な生活してても長生きする人はするし、健康に気をつけていても死ぬときは死ぬんだな」

ここに大きな落とし穴があります


不運なだけで片付けないで下さい!


健康に気をつかって
運動をして食事に気をつかっている人でさえも大病を患ってしまうのです。


ましてや健康に対して
『感謝の念もなく』『興味もなく』『無知であることは』
高確率で将来、大病に苦しむでしょう。


(それは自分だけでなく大切な人の手を煩わせることになるでしょう。介護の末の感想は悲しみよりも解放だと皆口にします)


『病気に対して無知』とは健康診断で異常がなければ健康だと安易に考えてしまうのことです


後の運の良いほんの一握りの人だけが
養生なしに
『心筋梗塞』や『脳卒中』『老衰』で
痛みもなく安らかにぽっくりと逝けるのです


あなたの今のスタンスは
・病気になったら考えよう
・病気になったら病院に行こう
   なのだと思います


日々に生活の中で積極的に
病気を遠ざける努力の芽がでますよう
その芽が育ちますよう
私は何度も問いかけます


養生とは
例えば『歯磨き』です
皆さん虫歯にならないように毎日歯を磨いて
歯茎を刺激しています
習慣になっていますね


病院を遠ざける養生はたったの三つです


・夜12時前に寝ること
・飲食を腹八分目にすること
・週に3日運動すること


『早起きは三文の得とは』
早く起きれば、結果的に早く眠くなって自然のリズムにのれます


『全てのものは毒である…毒と薬を分けるのはその量である』
カラダに良いものとされるもの食べ過ぎれば、逆に毒になって病気を引き寄せます


『人間は昼行性動物』
動物は植物と違い、積極的に動かなければカラダの気血の流れが悪くなって痛み・コリ・シビレなどを生み出します
それゆえに動くもの、動物なのです

活動も夜行性のナマケモノとは違い、日中に動く事でカラダの元気は続きます


生き方とは、死に様と表裏にあります
あなたの生き方が…

病気を遠ざけて
ぽっくり逝けるカラダを引き寄せるのです